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髪や抜け毛に関する用語 毛芽  毛包 皮脂腺  外毛根鞘 毛母細胞  毛乳頭 神経繊維  毛細血管 ヘアサイクル  生理的脱毛 病的脱毛  男性型脱毛 円形脱毛症  分娩後の脱毛 休止期  成長期 退行期
 
毛芽

毛母や毛幹といった毛を発生させる部分に育っていく細胞集団のこと。
つまり、毛髪の発生の元となるもので、『モウガ』の名前の由来ともなっている。

毛包

皮膚に埋まっている毛の根元の部分。毛根とも呼ばれ、毛乳頭、毛母細胞など、毛を生み出す組織全体を表すときに使われる。

皮脂腺

皮脂を分泌する器官。皮脂は皮膚の表面を保護したり、毛髪のしなやかさやツヤを保つ働きをしたりする。
毛根のあるところにはかならず皮脂腺がある。

外毛根鞘

毛包の芯の部分である毛の本体(毛幹)を包み込んでいるのが外毛根鞘と内毛根鞘。外毛根鞘は内毛根鞘を取り囲んで安定させたり、休止期の毛幹がすぐに抜け落ちたりしないように支えたりしている。

毛母細胞

毛球部で、毛乳頭を包み込むように存在している細胞。毛乳頭からの働きかけで毛母細胞は活発に増殖し、皮膚の表面に向かって角化しながら毛髪へと変化する。

毛乳頭

毛髪の原料となるアミノ酸やミネラル分を毛細血管から受け取り、毛母に送り出す部分のこと。

神経繊維

神経細胞からでる突起のうち、軸索のこと。ストレスが蓄積すると、自律神経のバランスがくずれ、血行が悪くなり、毛髪の成長に悪影響を与えることがある。

毛細血管

動脈の末梢に続く微細な血管。全身の至る所の組織中に網状に分布していて、酸素・栄養を組織に与え、二酸化炭素や老廃物を受け取る。
ストレスや喫煙は、自律神経に働き、毛細血管を収縮させ、その結果、頭皮の血流が減少し、抜け毛につながると言われている。

ヘアサイクル

毛は生え始めてから一定の期間伸び続けると、寿命がきて抜けおちる。このように毛が生え始めてから抜けるまでをヘアサイクル=毛周期と言う。女性の頭髪で4~6年、男性の頭髪で3~5年が普通と言われている。

生理的脱毛

人間の髪は約10万本あり、個人差はあるが、1日に80~100本が自然に抜ける。しかし、脱毛の後、新たな発毛が起こるまでの間が長くなると生えそろっている髪の量は減り、髪が薄くなる。つまり、生理的脱毛とは、ヘアサイクルの周期を終わって毛髪が抜けることで、毛包の部分の下部には丸みを持った毛球が存在している。
中でも、多いのは『男性型脱毛』、いわゆる若ハゲ。女性の分娩後の脱毛症やダイエットによる脱毛症などもこれに含まる。

病的脱毛

病気など何らかの障害により生じる脱毛のこと。毛の根元が丸くなっているはずの毛球の部分が栄養不足のためにやせて尖っていたり、ねじれた形に変わったりしていることがある。
代表的なものとしては円形脱毛症などがあげられる。

男性型脱毛

生理的脱毛の一種で、いわゆる若ハゲ。
男性型脱毛では急に毛が抜けるわけではなく、毛が小さく(細く)なることによって毛が少なくなったように見えるが、よく見ると産毛が残っているのが普通。

円形脱毛症

頭部に1個ないしは複数の円形の脱毛が見られることから円形脱毛症と呼ばれる。
円形脱毛症では、ある場所の毛が一度に抜け落ち、その毛包の周囲には炎症反応がみとめられる。

分娩後の脱毛

生理的脱毛の一つで、女性の特有の現象として、出産後3~4ヶ月して髪の毛が抜けること。
妊娠中は持続的に女性ホルモンが分泌されるため、本来ならばヘアサイクルを終えて休止期に入るはずの毛包も成長期にとどめられる。そして、出産後に女性ホルモンの分泌量が本来の値に戻ると、これらの毛包がいっせいに休止期に入るため、一時に大量の毛が抜けてしまう。

休止期

ヘアサイクルの中で、古い毛髪が表皮にまで上り、抜け落ちていく期間のこと。同時期に毛根部では新しい毛母と毛乳頭が一体となり、新たな発毛が始まる。
期間は数ヶ月間といわれ、頭髪全体の10~15%を占める。

成長期

ヘアサイクルの中で毛母が細胞分裂を繰り返す期間のこと。細胞のたんぱく質が変化し、硬い毛髪として伸びていき、そして、成長期の終わりには毛根は皮下組織にまで根を下ろし、毛幹も太くなる。
期間は4~6年といわれ、頭髪全体の85~90%を占める。

退行期

ヘアサイクルの中で毛髪の成長が止まり、毛球部が固く小さくなり始める期間のこと。毛母が毛乳頭と離れ、頭皮表面に近いところまで上昇していく。
期間は2~3週間といわれ、頭髪全体の約1%を占める。