老化スパイラルからの抜け出し
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マンガ家の倉田真由美さんが、女性の薄毛についてのイメージを語ってくれます。 |
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倉田真由美【くらた・まゆみ】
通称「くらたま」。1971年、福岡生まれ、福岡育ち。マンガ家。一橋大学を卒業後、就職が決まらず、ヤングマガジンギャグ大賞に応募して、なんと大賞を 受賞。このまま順調なマンガ家人生が訪れるかと思ったが、まったく仕事がなく、塾講師や麻雀バイトなどで食いつなぐ。ダメ男を好きになる女たちを描く「だ めんず・うぉ~か~」がブレイクし、28歳で結婚し、男の子が生まれ、今度こそ順風満帆の人生が訪れると思ったら、 30歳で離婚。 現在は両親と息子が住む福岡と東京を往復する生活。 |
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先日、ある40歳代の薄毛男性と対談したときに、印象的な話を聞きました。私が「よくバーコード頭の男性を見かけるけれど、変だと気付かないのかしら」 と質問すると「いや、くらたまちゃん。薄毛ってのは一日二日でなるわけじゃないんだよ。自分自身は、まだいけるって思っているうちに、他人が見るとバー コードになっていくんだ」と教えられました。なるほど。だんだん太っちゃう時の感じに似ていますよね。「まだいける」という無自覚な自信が、予想外の自分 を作り出してしまうことがあるんです。怖い怖い。
最近、女性用の育毛剤が話題です。男性にとっても薄毛は深刻な問題でしょうが、女性にとってはなおさらです。とくに女性には、出産という難関もあるで しょ。私も、出産して髪の毛の質が変わっちゃった。くせ毛が強くなって、ハリやコシがなくなった感じがするんです。薄くなったということはないですが「髪 の毛が歳とっちゃったなぁ」と感じることがありますね。だからこそ、ここで「まだいける」なんて無自覚に放置することなく、ちゃんとケアしていけるかどう かが大事だと思うんです。髪に限らず、肌だってスタイルだって、歳を重ねるごとに時間や労力を惜しまずにケアするべきだよね。私自身、20歳代の結婚して いる頃は「なんだか女として終わったな」なんて感じていて、ことさら努力しなかった。あきらめてしまうとケアしないから、さらに自信がなくなっていく。そ してもっと深いあきらめの淵に墜ちてしまう。そう、「まだいける症候群」よりもっと怖い「老化スパイラル」から抜け出せなくなっていくんです。
男も女も、年をとるごとに外見的な明暗がくっきり分かれてしまいます。がんばるか、あきらめるかの「分かれ目」ってありますよね。自分を振り返っても、 結婚してあきらめにとらわれていた29歳のころよりも、34歳の今の方が「女としていけてるかも」って思うし。離婚して、今が人生とても楽しいのよね。歳 を重ねることって実はマイナスばかりじゃないはずでしょ。年齢相応のいい女になっていかなきゃ。一度きりの人生、長く現役の女でいたいもの。
『モウガL』で髪と頭皮をケアするのも大切だけどさ、もしかすると、若さと美しさを保つには、恋愛の舞台に上がり続けていることが一番効果的なのかもね。主婦のみなさん、おひとつ離婚などいかがですか、ははは。(談) |
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