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基礎知識5 五感が喜ぶ快眠グッズ
育毛と毛髪の基礎知識 髪のメカニズムを知ることで頭皮への誤った対策も改善!効果を実感するための知識を増やしましょう。
基礎知識5 五感が喜ぶ快眠グッズ
髪とココロを応援するライフスタイル情報! 今回は、「快眠」を大特集。快眠は髪の成長にも大切なのです。
監修:三橋美穂
快眠セラピスト。自動車メーカーでのマーケティング職を経て渡英。その後、1996年に寝具メーカー ロフテー(株)入社。研究開発部門「快眠スタジオ」にて、眠りのアドバイス、ピローフィッター育成、講演、広報、商品開発などを行う。2001年7月、所長に就任。2003年からは睡眠に関する啓発活動やアドバイスを行う『快眠セラピスト』として独立。心の環境、体の環境、睡眠の環境を整えることが快眠の3つの柱と考え、睡眠とストレスケア、食事、色彩、体操、呼吸法、寝具などとの関わりについて、研究を重ねている。現在、大手企業の睡眠事業アドバイス、眠りのアドバイザー育成、講演、執筆で幅広く活躍中。
http://sleepeace.com/
睡眠と髪の深い関係
「睡眠時間が足りない」「眠りが浅い」など、実に成人の5人に1人が何らかの睡眠に関するトラブルを抱えているといわれています。よく眠れないのは、辛いものですよね。睡眠障害を放置しておけば、疲れやストレスがたまり、生活習慣病を誘発する恐れもあります。それだけではなく、もちろん髪にもさまざまなトラブルを引き起こすんですよ。
ストレスは、髪によくありません。ご承知の方も多いと思いますが、過度のストレスを感じると、自律神経が緊張してしまい、髪の毛に栄養を送り込む血液の流れが悪くなり、栄養が届きにくくなってしまいます。さらにストレスは、内分泌系や免疫系の働きにも作用するので、消化器系の働きが悪くなり、栄養の吸収にも問題が生じてしまうんです。
ストレス解消法にはいろいろありますが、睡眠こそがストレスを解消する最善の方法です。人は寝ついてからしばらくすると、最初に最も深い眠りに落ち入ります。いわゆるノンレム睡眠と呼ばれる状態です。このときに、成長ホルモンが分泌され、糖やたんぱく質、脂質などの代謝を促します。この代謝が、ストレスや疲労を解消するんです。
また睡眠中には、他にもさまざまなホルモンが分泌され、体全体の新陳代謝が促されます。髪は毛母細胞が分裂して作られるのですが、この細胞分裂のピークは夜の9時頃だといわれています。この時間に寝ていれば、代謝が活発になり髪は元気になるんですが、現実問題として無理な話。せめて、夜9時頃から睡眠前のリラックスタイムに切り替え、すんなりと睡眠に入る準備をしていたいですよね。
睡眠は時間より質だと、最近よくいわれます。つまり、この最初の深い眠りをどれだけ獲得できるかで勝負が決まる、ということです。寝つきをよくして熟睡するカギは、日中の活動が握っています。体と脳をよく動かすほど、深い眠りが得られるんです。眠れない、と夜に悩むより、活動的な昼を過ごすことが先決。知らぬ間に深い眠りに落ちていれば、体が勝手に毛髪のチューンナップを行ってくれるはずですよ。
首は血流や神経機能などが集中しているデリケートな部位。枕は頭部だけでなく、この首部分もしっかり支えることが大前提となります。高すぎると、首に無理な圧力がかかってしまうし、低すぎると血液が頭に下がってしまい脳を刺激し、寝付きが悪くなりがちです。枕を選ぶときのポイントは、後頭部の高さと頸椎(首)の高さ、そして後頭部から首の長さ。横になっても立っているときの姿勢が自然にキープできるような枕が必要なんですね。このポイントになる数字は、人によってさまざま。できれば枕売り場に足を運び、実際に枕をあてて心地よさを体感してみてください。
人は誰でも「体内時計」を持っています。朝目覚め、夜眠くなるという生体リズムのことですが、現代人はこのリズムが乱れがち。これを整えるのが、朝の光なのです。しっかり朝日を浴びると、体内時計がリセットされ、活動にふさわしい状態になるよう体温や血圧がコントロールされます。そして、夜になると眠りに必要なメラトニンというホルモンが分泌されるのです。就寝前のリラクゼーションも大切ですが、夜の眠りは朝の行動で決まっちゃう。まずは、朝の光をしっかり浴びて、体内時計を調整しましょう。
「いい香りでリラックスできる」と、男性にも人気なのが、アロマテラピー。植物から抽出したエッセンシャルオイル(精油)の香りを体に取り入れ、心身のバランスを整えていくことを目的とした、ヨーロッパの伝統自然療法のひとつです。日本でも最近、医学的見地からの研究が進められています。この香りの成分の中には、神経系を鎮静させ自然な眠りを誘ってくれるものもあるのです。不眠に悩む輩は、ラベンダー、カモミール、イランイラン、スイートマジョラムなどを試してみてはどうですか。
上の階の足音、窓の外の騒音、冷蔵庫の音…。寝つけないときは、ちょっとした音にも敏感になってしまうもの。これが慢性化してしまうような場合は、何か工夫をして改善しなきゃいけません。たとえば、外の騒音には防音カーテンを取り付ける、電化製品にはクッション材を敷いてみるなど。ゆったりしたテンポでお気に入りの音楽をかけるのもいいですね。気になる音に好きな音をかぶせると、嫌な音が気にならなくなるんです。この“音のマスキング効果”は、けっこう効き目がありますよ。
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