Home > 育毛の科学と学習 > 毛髪と育毛の基礎知識 > 基礎知識3 育毛のために知っておきたいこと
育毛をする上で、自分の生活習慣を見直すことは大切なことです。頭皮のケアをいくら心がけたとしても、睡眠不足や運動不足、栄養過多、ビタミン不足など不規則な生活を送っていては良い育毛効果を得られません。
毛髪もカラダの一部です。そう、髪の毛も生きているのです。発毛も脱毛もカラダの健康と密接にかかわり合っています。
カラダの各部分に栄養を届けるのが、血液。毛髪を作る毛乳頭(※1)も、毛細血管(※2)から必要な栄養を吸収します。カラダが健康であれば、血液もスムーズに流れ、毛髪を作り出す栄養分も十分に行き届きます。しかし、血液の流れが悪くなると途端に栄養が足りなくなり、毛髪は成長しきれず、さらには脱毛も増えてしまいます。つまり、血液の流れが悪い、ということが脱毛の大きな原因のひとつなのです。
病気以外で血流を悪化させる原因として考えられているのが、ストレスや喫煙などの生活習慣です。精神的ストレスや不規則な生活、睡眠不足などの身体的ストレス、喫煙は、交感神経を刺激し、末梢血管を収縮させてしまうので、血液が十分に行き届かなくなるのです。さらに、偏った食事や無理なダイエットを続けると栄養のバランスが崩れ、必要な栄養分がきちんと毛乳頭まで届かなくなる、ということも起きてしまいます。
なるべくストレスをなくし、喫煙をやめ、さらには規則正しい生活習慣、食事が脱毛の防止、育毛の促進にとても大切だということですね。
さらに重要なのが、頭皮そのものの健康です。頭皮がダメージを受けてしまうと、毛根自体が傷ついて発毛にも影響を与えてしまうので、頭皮の状態に常に気を配っておく、ということが重要になってくるのです。そして、頭皮の状態は、常に皮脂の量で判断することができます。
毛根のそばには、必ず皮脂腺があります。ここから分泌される皮脂が頭皮を覆い、頭皮を保護する役割を果たすのです。この皮脂の分量が多すぎると脂性肌、少なすぎると乾燥肌と呼ばれます。
脂性で皮脂が多すぎると皮脂のかたまりが毛穴をふさいだりして、正常な発毛を妨げます。さらには、育毛剤なども皮脂が邪魔して肌に浸透しない場合があります。逆に乾燥肌は頭皮の表面が痛んでしまって、シャンプーなどの刺激だけでも炎症を起こしたりしがちです。
脂性肌なら過剰な皮脂に常に気を使い、余分な皮脂を取り除くためにシャンプーなどには特に気をつけたいものです。また、乾燥肌なら髪と地肌に適度なうるおいを保つようにしておかなければなりません。いずれにしても、適度な皮脂を保っている、ということが頭皮の健康で一番重要なことなのです。


シャンプーは髪の毛の汚れを落とすというよりも、むしろ毛穴の周りの余分な皮脂や整髪料などを洗い流すこと、頭皮を洗うことが重要です。なぜなら、皮脂やフケなどの汚れが毛穴につまると抜け毛や脱毛などのトラブルの原因になってしまうからです。つまり、頭皮を清潔に保つことがポイントです。
洗うときは爪を立てず、ゴシゴシと頭皮を傷つけないよう、指の腹を使って、頭皮全体をもみほぐすように洗います。毛髪よりも頭皮を洗うことが重要です。そうすることによって、毛穴の奥にたまった皮脂や汚れを取り除くことができて、血行もよくなります。シャンプー剤も頭皮にあったものを選ぶようにしましょう。
また、水分を含んでいる髪はキューティクルが傷みやすくなっています。こすり洗いはしてはいけません。髪の汚れは手ぐしで泡を伸ばす程度で充分落ちます。そのかわり、すすぎには十分時間をかけましょう。
髪は寝ている間に新しく生まれ変わります。その働きを促すためにも、毎日お休み前のシャンプーで頭皮の汚れを落としておくことが大切です。
リンス・トリートメントは髪自体を保護するものなので、頭皮にはつけずに髪の表面につけます。これもシャンプー剤同様に、頭皮、髪質にあったものを選ぶようにしましょう。
頭皮がかたく緊張した状態にあると血行が悪くなります。そこで、重要になるのが頭皮のマッサージ。毛細血管を活性化させます。指の腹の部分で、じっくりと頭皮をもみほぐします。ゆったりとした気分で、ていねいにマッサージをしましょう。